日本青年会議所(JC)の歴代島根ブロック会長会が、浜田で行なわれました。
この会は、一年間島根県のリーダーとして青年会議所を牽引してきた会長と来年度会員の先頭に立つ新会長に、これまでの会長経験者が慰労とエールを送るため毎年開かれています。
今年度会長を務めた三澤孝志君(安来JC)は「今年度最初の事業を予定していた日に、東日本大震災が発生しました。震災においては、県内各地のJCの協力により、現役メンバーやOBから支援物資の提供やトラック・保管場所の提供を受けました。島根ブロックとしても、ガレキの撤去や炊き出しなど2度被災地で活動をしてきました。本当に人生観が変わる思いを経験しました。まだ来年度以降も支援活動は継続されていきます、引き続き島根ブロックとしてもしっかり取り組んでもらいたい。
1年間の事業も、このような大きな出来事もありましたが、すべて終わることができました。これも支えてくれた会員のおかげと深く感謝しています」と挨拶がありました。
来年度会長を務める伊藤誠二君(江津JC)は「長いJC活動の中でいろいろな経験をしてきました。島根ブロックの伝統の重みをしっかりと受け止め、会員の先頭になって頑張っていきます」と緊張した面持ちながら力強く抱負を述べました。
今年度伊藤新会長は、江津青年会議所の理事長を務め、全国的に会員減少に悩まされる中、類まれなるリーダーシップで今年13名を入会に導いています。
この情熱を島根ブロック内でもいかんなく発揮されるよう期待しています。
三澤会長も伊藤新会長も10年来の知り合いで、いろいろな活動を一緒にやってきました。
非常に親しい二人が、大変厳しい今日に「明るい豊かな社会」の実現に向かってまい進する姿は実に頼もしく感じました。
厳しい、不透明ななどあまり明るい展望のない言葉が並ぶ時代でありますが、「青年・若者の力」こそ、現状を打破する大きな力になると信じています。
青年会議所の益々の発展ならびに若者たちの活躍を大いに期待したいと思います!
* 浜田へ向かう車中からの日本海、すっかりと冬の海になっていました。
随分と寒くなってきました、年の瀬も迫ってきます、体調管理にお気をつけ下さい!