家族で楽しんで見ていたNHK朝の連ドラ「梅ちゃん先生」が終了しました。
最終回のお父さんの「上を向いて歩こう」のシーンには胸が熱くなりました。
戦中戦後の激動の時代を貧しくも支えあい、目覚しい復興を遂げた日本人の姿にいろいろな思いがめぐりました。
“家族愛”“団欒”“近所・助け合い”“勤勉”などいろいろな側面で私たちが今忘れられようとしている大切なキーワードがあったと思います。
その中でも私が最も感じたキーワードは“希望”です。
敗戦後焼け野原から復興を遂げる過程において、誰もが手探りしながらも、貧しいながらも“希望”が持てた世の中がイキイキと描かれていました。
昨今の私たちを取り巻く状況(政治、経済、外交、教育、福祉など)は、非常に危うく混迷を極め、どの世代も将来への“不安”しか見出せない現状です。
私たちは“絶望”を“希望”に変え、奇跡的な復興を果たした日本人のDNAを今一度覚醒させ、“不安”を“希望”に変える努力をしていかねばならないと思います。
誰もが“希望”へ向かって進む素晴らしさを教えてくれた「梅ちゃん先生」でした!