出雲市議会の一般質問4日目は、松村豪人、小村吉一、井原優、伊藤繁満、荒木孝の6議員と今回の一般質問最終バッターとして私が質問に立ちました。
今回私が質問した項目は、「空き家対策について」であります。
空き家は、近年全国的にも増加傾向でありますが、出雲市においても空き家についての相談をよく受けるようになりました。
そこで、出雲市の空き家対策の現状と今後の対策について、執行部に質しました。
行政には空き家に対する相談や苦情がそう多くない、また中心市街地においてはそれほど空き家が問題になっていないとの答弁でしたが、多くの議員がこの問題について相談を受けており、認識に大きな開きがあるため、早急に実態調査をすべきと主張しました。
また行政に相談や苦情が少ないのは、窓口が一本化していないことにも要因があると考えるので、担当窓口の設置を主張しました。
執行部は、いずれも必要性を認め、今後検討していくとの答弁がありました。
また、この問題について全国の自治体では「空き家対策条例」を設置し、行政も一緒になって解決を図ろうとしています。
島根県では、松江市で施行、浜田市で来月施行予定となっています。
出雲市でも今後のきちんとした対応が必要になってきます。また住民にとっても職員にとっても、分かりやすい手順を示すことになるのではと考えていますので、条例制定へ向けた取り組みの必要性を訴えました。
今後更に空き家は増加していくようです、情報収集につとめ、しっかりとした対策を取っていきたいと思います。
その他には、真誠クラブの伊藤繁満議員が「全国に誇れる築地松(屋敷林)と散居集落の保全対策」「農業振興と都市計画との調整」について質問しました。
築地松については、前回の調査からかなり経過し、実態調査をする必要がある。
また築地松は、祖先から引継ぎ、後世にしっかりと保全していく必要があると述べました。