出雲市議会の一般質問が行われ、1日目は5人の議員が質問に立ちました。
私は今回トップバッターとして質問に立ち「改正省エネ法への対応状況について」「新エネルギーの推進及び利活用策について」の2項目について執行部に質しました。
「改正省エネ法への対応状況について」
改正省エネ法の質問は、5度目の法改正直後で市としての対応が始まろうとしている平成22年度の9月議会で一度取り上げました。
法改正の中で、特に国からはエネルギー使用量の年1%以上の削減義務を求められていることから、4,5年経過した現在の取組状況と達成状況を質問しました。
答弁では「ハード面の対策は少ないが、省エネ診断を行い職員全員で取り組んだ結果、平成22年は平成25年と比べ1.3%の削減ができました。
エネルギーセンターは、平成25年度は平成22年度に比べ23%もの削減を達成しました」とありました。
エネルギーセンターについては、ごみ処理量が増加しながらエネルギー使用量が減っており、かなりの努力を行ったことが示されました。
省エネ対策は、天候等にも左右されやすく、単年度の比較で一喜一憂するものではありませんが、出雲市の取組は努力を認めたいと思います。
エネルギー使用量(原油換算値)1500KLは金額に換算すると8000万円~1億円と試算されております。出雲市のエネルギー使用量は平成25年度で約18500KLなので、約10億円~12億円になる計算です。1%の削減は約1000万円の効果額になります。
省エネ対策は、地球温暖化対策という側面が最も大きいですが、同時に財政効果もあるのも事実であります。その両面からも引き続き工夫と努力を期待したいと思います。