私の一般質問2つ目は「ITを活用したまちづくり・人材育成について」、主に島根県が「島根発のRuby」を前面に押し出し、IT産業の振興を図っていることから、連携を深めていく必要性などを質しました。
島根県内では、この10年でIT関係の売上、IT従事者数がともに2倍になっているというデータもあるように、島根県はIT産業を県内産業の更なる発展を生み出す核として積極的に支援を行い、企業進出も増えています。
島根県や松江市ではRubyを中心としたIT産業を国内外に発信するとともに、それらを活用したまちづくりや人材育成が行われています。
・出雲市のIT産業振興策
「出雲市は市内にあるIT企業と一緒になってビジネスチャンスや人材育成を行っています。
平成27年4月には市内IT企業20社からなる“チーム出雲”を結成し、各社の強みなどを持ち寄って共同開発などを進めています。今後この“出雲スタイル連携”を進めていきたい。
またITコミュニケーションやIT技術向上への取り組みを支援しています」
私は松江市~平田~出雲市を結ぶ一帯を、IT産業の一大拠点にすべく「湖北情報ハイウエイ構想」とでも銘打って、島根県や松江市と連携を強化すべきと考えています。
そのための支援策も必要だと考えています。
また他市の事例でもあるように、空き家や空き施設にIT系の企業や若者が集い、仕事をしたり、地域課題に取り組んだりしています。
企業誘致と人材育成を積極的に図り、このような活用を推進していくことで、新しいコミニュティ、新しい価値が生まれていくと考えています。