9月28日に解散された衆議院の国政選挙が10月10日公示され、22日投開票へ向けた選挙戦がスタートしました。
この度の衆議院選、政治情勢は解散を機に大きく変わりました。
特に小池東京都知事による新党の立ち上げ、民進党の分裂、新党へ合流・新たな政党の立ち上げなど連日テレビをはじめマスコミを賑わし、3極対立の選挙であるといわれています。
いろいろな見方がある中で、私はまず消費税を8%から10%への引き上げ時に幼児教育の無償化のための財源に充てることを示したことを評価します。
出雲市ではこれまで幼児教育や児童生徒への医療費無料化などは、全国どこでも同じにすべきだという考えで施策を行っていますが、その訴えが実現する第一歩になると考えます。
(個人的には制度設計の中所得制限を設けるべきではないかと思いますが)
次に今回現状政権を打破するためといって、主義主張より選挙に勝つことを選択した候補者が多いことにガッカリしました。
はっきりと「議員でないとやりたいこともできない」といった候補者もいましたが、仮にそのような考えの人が当選しても信用され、仕事を任されることがあるのでしょうか?はなはだ疑問です。私は地方議員でありますが「信なくば立たず」という言葉を今一度噛みしめたいと思います。
また前回の選挙では「地方創生」は大きな課題であったはずであり、全国ではその取り組みも緒に就いたばかりであります。東京・大阪・愛知といった「三都物語」構想が大きく取り上げられますが、地方の抱える課題は深刻で、今後もきちんと「地方創生」に取り組んでいく政治を期待します。
最後に私はこの選挙戦、小選挙区は細田博之候補(島根県第1選挙区)、竹下亘候補(島根県第2選挙区)、比例区は自民党を応援します。