市長の施政方針に対する会派の代表質問が行われ、5つの会派の代表が質問を行いました。
私たち真誠クラブは、この度の改選で初当選された児玉俊雄議員、今岡真治議員を新たに加えた10名の出雲市議会最大会派となり、慣例に従い会派の代表である萬代輝正議員がトップバッターとして質問に立ちました。
Q 選挙戦を終えた感想と決意
A出雲市は多様性があり潜在力も高いと改めて感じた。中山間地や海岸部での人口減少の進行も深刻であるが、若者が夢を描け、どこに住んでいても安心して生き生きと暮らせるよう取り組んでいく。
Q新たな工業団地の開発を検討することについて
A現在市内には14工業団地に123社が進出しており、分譲率は96.4%です。
1区画5ha 、10~20haの規模で全市を対象に2.3か所候補地を選定したい。
Q農政新時代に対応できる制度について
A・需要に沿った米作り・高収益作物の育成・ICT利活用などを促していきます。
Q「元気!やる気!地域応援補助制度」について
A自治協会自らが取り組むソフト事業に補助していきます。
Q「うみ・やま(中山間地域)応援センター」について
Aこれまで取り組んできた中山間地域応援制度を拡充し、過疎地域以外の海岸部など市全域を対象に不安解消に努めていきます。
Q待機児童ゼロへの取り組みについて
A認可保育所の定員は5年前と比べ805人増員し、現在5555人の定員です。待機児童は現在78人ですが、定員の120%受け入れをしてもらうなど弾力的な対応をしています。
今年は1歳児の待機が多く、保育士の確保が課題となっていますが、引き続きゼロになるよう取り組んでいきます。
Q児童クラブについて
A市設置の児童クラブは市内に44か所ありますが、この度保育所を運営する社会福祉法人の設備建設に補助を行います。全国にこのような事例は1598か所あり、今後検討していきたい。
など、多岐にわたる質問の一部を紹介しました。
最後に合併してから10年以上経過し、それぞれの違いを認め合いながら、統一感のある出雲市にあるよう努力していきましょうと締めました。