出雲市議会の一般質問1日目は6人の議員が質問に立ちました。
私はこの日4人目の質問者として「宍道湖西岸地区国営緊急農地再編整備事業」について執行部に質しました。
この事業は、国営で行われる農地の区画整理と用排水施設の整備を行うもので、平成30年度から12年間にわたり事業が行われ、総事業費は260億円です。
平田地域の国富中村、西代、灘分、布崎の農地456haを対象に事業が行われます。
私はこの事業を推進し、水稲中心の農業系経営から小豆、ブロッコリーなどの高収益作物への転換による農業生産額の増加、コメ生産費の軽減、担い手不足の解消など事業効果を最大に高めてもらいたいと思っています。
また今回この事業の直接的効果だけでなく、大きく「ヒト・モノ・カネ」が動く中でその波及効果を高めていくことが重要だとの考えのもと執行部に見解を求めました。
執行部から「ご指摘の通り広範囲に波及効果が及びます。この事業を通して“農村構造の大改革”を行っていき、全国に発信できるモデル事業になるため支援していきたい」と答弁がありました。
本来の事業効果を高め農業基盤の強化を図るとともに、官民挙げて地域一体となった将来ビジョンを作り上げていくよう協力したいと思います。