令和2年の年末にあたりご挨拶を申し上げます。
今年は年初より新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受ける1年になりました。
国による緊急事態宣言をはじめ私たちの行動や社会活動・経済活動は大きな制限を余儀なくされました。また「3密」を避けること、「新しい生活様式」など感染症の予防対策などが取られていますが、現在各地で感染者や重症者数も過去最高を記録するなど極めて深刻な状況が続いています。医療現場がひっ迫する中で、献身的に医療、介護に従事していただいている関係者の皆様に深く感謝と敬意を表します。
皆様におかれましても、年末年始は不急不要の外出を避け、ご家庭で健やかな新年を迎えられますようお願い致します。
また新型コロナウイルス感染症で明けた1年でありましたが、出雲市にとっては春のセンバツに平田高校の甲子園初出場が決まるなど、嬉しい出来事も忘れずにいたいと思います。
今年のブログのタイトルは、子年にちなみ新たな生命の兆しや繁栄の始まりとされている「庚子 かのえ」としました。
今年の場合ある意味、皮肉なタイトルになってしまいましたが、コロナ禍であっても新しい分野にチャレンジしていく人々・企業も多く生まれました。国でも利害調整などから遅々として進まなかったデジタル化や温暖化対策への動きも加速してきました。
この世界的な困難を乗り越え、より良い世界が創られていくことを切に願います。
今年は、このブログの更新も怠り気味で情報発信が不十分だったことを反省しています。
コロナ禍において、市政報告会など対面での意見交換が難しくなっている中、ホームページなどの通信媒体はこれまで以上に重要な情報発信の方法になってきます。
しっかりとこれからも取り組みを行いたいと思います。
そして、来年4月には改選を迎えます。
今日まで多くの皆様のご支援・ご鞭撻をいただき3期12年務めることが出来ました。
この貴重な経験を出雲市政に活かし、更なる発展を目指すべく、決意も新たに取り組んでまいります。皆様方の引き続きのご支援を宜しくお願い致します。
来春には国内でも新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まる予定です。
早く収束に向かい、少しずつ明るい兆しが見えることを願っています。
来るべき新年が皆様方にとりより輝かしい1年にありますよう、祈念申し上げ、本年のお礼の挨拶といたします。
ありがとうございました。
出雲市議会の12月議会が閉会しました。
上程された予算案5件、条例案6件などは可決しました。
閉会にあたり長岡市長は「今年の漢字は『密』でした。新型コロナウイルス感染症は短期間で一気に拡大し、各種イベントや行事は中止や延期となり、産業・観光面では大きな痛手となりました。そのような中新型コロナウイルス感染症対策として出雲市では総額228億円の支援を行ってきました。来年以降も国・県と連携し支援や対策を講じていきたい。
今年を振り返ると、3月には合併15周年を迎え更なる飛躍を誓いました。5月には出雲ナンバーのスタート、6月にはデジタルファースト宣言を行いました。
文化・スポーツ面でも里見香奈さんの活躍、平田高校の甲子園出場、同じく平田高校の全国駅伝大会アベック出場、ともに5年ぶりになる大社高校サッカー部とデオッサ出雲の全国大会出場など若い力の活躍が勇気と感動を与えてくれました。
来る年が良い年になるよう願っています」と挨拶がありました。
長岡秀人出雲市長は、宮本亨議員の一般質問に答え「来春の市長選に出馬しない」ことを表明しました。
長岡市長は「平成21年の市長就任以来、市民が主役のまちづくりを掲げ、全身全霊を尽くしてきました。次世代に負担を強いることのない財政運営を最優先に取り組んできました。
出雲市は、製造業・農業・医療・介護など多様な業種があることが強みになっています。
出雲市総合振興計画“出雲未来図”もおおむね達成され、持続可能な市政ができるようになりました。
新型コロナウイルス感染症の影響は大きいが、これまで228億円の緊急経済対策などを行い、市民生活や経済を支えてきました。これも行政改革の成果だと感謝しています。
今後新型コロナウイルス感染症の終息については見通せないが、来春以降ワクチン接種ができるという報道もあり、多少明るい兆しが見えてきました。また財政的にもすぐに破綻することはないと考えています。
そして、ここ数ヶ月出雲市の将来にとってベストな選択は何か熟慮をしてきた結果、出雲市政を若い世代に引き継ぐことを決意しました」と不出馬に至った経緯と思いを述べました。
行財政改革への不断の取り組み、企業誘致でのトップセールス、農業振興など多くの分野での功績はその手腕によるものが大きいと長岡市政の3期12年を評価しています。
これから、出雲市の新しいリーダーが選ばれますが、確かな長岡市政の継承、新型コロナウイルス感染症への対応、新しい時代への対応、さらには中海宍道湖圏域との連携など出雲市のみならずこの圏域のリーダーとして引っ張っていく人に次を託したいと思います。
出雲市議会の12月議会が開会しました。【会期19日間】
今議会には、新型コロナウイルス感染症の対策を含んだ補正予算案など予算案5件、条例案16件などが上程されました。
また出雲駅伝やいずも産業未来博など新型コロナウイルスの影響で中止になった事業の減額補正も多く計上されています。
開会にあたり長岡市長は「新型コロナウイルス感染症は、気温が下がってきた地域で拡大してきており第3波が訪れています。7月27日から約4か月出雲市では感染者の確認はありませんが、先日市内施設で感染者が確認されました。
季節性インフルエンザの流行期を迎え、さらに感染予防の徹底をお願いしたい。
今年の出雲の秋は、多くの観光客が訪れ賑わいを取り戻しつつありますが、万全の体制を整えていきたい。
また平田高校の県駅伝大会アベック優勝、大社高校サッカー部の全国大会出場など若い力の躍動が明るい話題を提供してくれました」と述べました。
出雲市議会の9月議会が閉会し、上程された予算案、条例案などはすべて可決しました。またすべての決算は認定されました。
決算認定にあたっては決算特別委員長から「受益と負担について検討することやクラウドファンディングの活用など自主財源の確保に取り組むこと。不用額が多く計上された事業があるなど適正な執行を行うこと。各種団体への負担額が毎年同じように支出されているがその効果や負担割合について検証すること」などの指摘がありました。
閉会にあたり長岡市長から「9月16日に菅新内閣が発足し、新型コロナ対策と経済活動への対策、縦割り行政の打破、デジタル庁の創設などが掲げられました。
本年6月には出雲市でデジタルファースト宣言をし推進計画を作成しています。国の方向性とも一致し、ウイズ・コロナ下での持続可能な行政運営を目指していきます」と挨拶がありました。
出雲市議会一般質問3日目は6名の議員が質問に立ちました。
真誠クラブの寺本淳一議員は、公共事業における熱中症対策について市の見解を質すとともに対策費を盛り込むよう求めました。
執行部からは「熱中症対策費は、工事金額のうち現場管理費に含まれていると思うが明確に示されていない。今年度から真夏日の日数など考慮し設計変更で率により加算しました。また新型コロナウイルス感染症対策での併用も行っていける」と答弁がありました。
また伊藤繁満議員は、新型コロナウイルス禍での地方選挙について質しました。
執行部からは「現在の投票所は、これまで有権者数だけでなく中山間地域や漁村部など地理的事情を考慮し見直しを行ってきました。現在、投票所の変更は考えていません。新型コロナ対策の十分な感染防止策を講じるとともに、案内誘導など必要に応じ職員の増員など適正な配置をしていきます」と答弁がありました。
出雲市議会一般質問2日は7人の議員が質問に立ちました。
真誠クラブの児玉俊雄議員は、中山間地域の除草対策など地域課題解決策や農業対策
について、総合的な対策を求めました。
執行部からは「多面的支払交付金や中山間直接支払制度の活用、特に地域単位での加入だと加算金も交付されるので検討してもらいたい。中山間地域の農業、人口減少対策は多面的な支援が必要で時間をかけて課題を一つずつ整理し解決していきたい」と答弁しました。
また真誠クラブの福代秀洋議員は、少子化対策への取り組み強化について質しました。
執行部からは「少子化は非婚化、晩婚化によるものが大きく、出雲市においてもいきいき子育てプランなど切れ目のない支援をしています。また出会いの場づくりのため、出雲縁結び女子ナビや出雲ハッピーコーディネーター(通称ハピコ)との連携・支援を行っています。今後5年間で出生数8000人を目標に取り組んでいます。現状では目標達成は厳しいですが、少しでも近づくよう取り組んでいきます」と答弁がありました。
福代議員からは、ハピコとの更なる連携強化、近場で行えるプチ・ハネムーン、そして何よりも出雲市全体としてお祝いする雰囲気づくりをする取り組みが必要との提案がありました。
出雲市議会の一般質問が行われ初日には7名の議員が質問に立ちました。
福島孝雄議員は、国の特別定額給付金の給付状況を質したのに対し、執行部から「事業は8月21日に終了し、4月27日の住民台帳に記載されている市民の99.5%に給付された」と答弁しました。
長廻利行議員は、堀川のレジャー船の不法係留の対策について執行部に質し、執行部から「現在不法係留しているのは164隻で、ここ数年170隻前後で推移しています。これまで議論を重ねたが民間による係留施設建設には期待できず、また漁港への移動も漁港内での安全管理上の問題などで対策が進んでいません。県管理の河川ではありますが、市も関わり公的資金の導入の可能性について県と協議していきたい」と解決に向け取り組む姿勢が示されました。
(以前、公的資金の導入には、不法行為者のため公的資金を導入することは理解が得られないと見送られた経緯があります)
出雲市議会の9月議会が開会しました。【会期26日間】
今議会に上程された議案は、農業委員24名の任命に関する人事案26件、予算案2件、
決算認定13件などです。
9月議会は前年度の決算の執行を適正であったか精査するとともに、来年度の予算編成に向け意見をするなど重要な議会になっています。
決算は終わったものと考えるのではなく、そこから導かれる様々な課題を明らかにし次にいかす場でありしっかりと質していきたいと思います。
開会にあたり長岡市長は「先週末突然安倍総理の辞任が発表され、今後の行方に注視していきたいと思います。新型コロナウイルス感染症では、国は7月末にピークを迎え緩やかに減少しているとの見解を示しましたが、島根県内では感染者が確認されるなど予断を許さない状況です。新型コロナウイルス感染症対策に加え、熱中症対策ともに万全の対策をしていきたい」と述べ、さらに今議会で新型コロナウイルス感染症対策として第5弾の追加補正予算を上程する方針であると表明しました。
平田高校野球部、夢の甲子園で平高らしいきびきびとした溌溂のプレーに感動しました。
センバツ中止、夏の甲子園中止と想像を超える苦難に負けず素晴らしい活躍でした。
自分たちの悔しい思いもありながら、同じく甲子園を目指し、断念した多くの仲間の思いとともに戦った気持ちが伝わってきました。
古川君の最終回の打席、粘って粘ってレフト前に放ったヒットは感激しました。
勝って校歌を歌うことは後輩たちに託されましたが、その輝きは多くの人の心にいつまでも刻まれていきます。
心から健闘をたたえたいと思います。
そしてありがとう!
出雲市議会の6月議会は上程された予算案2件、条例案7件などを可決し閉会しました。
今議会は、「出雲の飲食店応援プレミアム付食事券発行事業」「宿泊施設特別支援給付金事業」「観光業応援クーポン券発行事業」など第3弾の緊急経済対策を盛り込んだ補正予算が成立しました。
期待をよせる施策ではありますが、事業開始までの期間が短く参加店の募集、周知、販売など大変タイトなスケジュールだと感じています。行政も大変だと思いますがスピード感を持ちつつ丁寧に進めてもらいたいと思います。
また環境経済委員会では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う観光関連業者への影響緩和のための陳情が2件ありました。
ともに参考人を招致し、現状や陳情内容の詳しい説明を聞き、採択すべきものとしました。
閉会にあたり長岡市長は「市内の飲食業や観光業などの支援策が可決され、事業の周知に努めるとともにスピード感をもって取り組んでいきます。
国の2次補正で2兆円増額された地方創生臨時交付金の出雲市の配分は17億7500万円となり、第4弾の緊急経済対策を検討していきます」と述べました。
経済活動などの再開に伴い徐々に人の動きが活発になっていく一方新型コロナウイルス感染症の収束への見通しは立っていません。
6月議会は閉会しましたが、様々な局面にスピード感をもって対応できるよう備えておきたいと思います。
出雲市議会の一般質問が行われ、17人の議員が質問に立ちました。
新型コロナウイルス感染症への対応や影響などについて多くの議員から質問がありました。
新型コロナウイルス感染症は未だ収束の目途がたっておらず、出雲市としても今後も適時緊急経済対策など対応するとともに、「新しい生活様式」への啓発などウエブサイトや広報誌、SNSなどを活用して啓発活動に努めていきます。
また梅雨入りし災害も懸念されることから、新しく16か所の臨時避難所を選定しました。
(指定避難所は185か所)
新型コロナウイルス感染症の心配もされるところですが、災害時危険な場所からはためらわず早めに避難してください。
出雲市の情報については、私もこのサイトを通して伝えるとともに、個別のお困りごとや心配事などございましたらご相談ください。
出雲市議会の6月議会が開会しました。【会期 21日間】
今議会には予算案1件、条例案7件などが上程されましたが、さらに会期中に「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策 第3弾」が提案される予定です。
開会にあたり長岡市長は「6月12日からFDAの出雲―名古屋便、仙台便が再開するなど、徐々に通常の社会活動を取り戻していくことが重要です。そのための対策はしっかり行っていきます。
梅雨の時期を迎え、新型コロナウイルス感染症も見据え迅速に対応できるよう日頃から万全の対策をとっていきます。
「デジタルファースト宣言」を行い、その推進により市民サービスやまちづくり、アフターコロナの安心な生活に役立つよう取り組んでいきたい」と述べました。
また3月24日にご逝去された板倉明弘議員への追悼を同じ会派で長らく議会活動を共にしてこられた山代裕始議員より行われました。
「板倉明弘議員は、旧出雲市時代から25年間、通算7期議員を務められました。
この間副議長をはじめ多くの要職を歴任され、市政発展に尽くされました。
温厚、誠実な人柄で強い信念を持っておられました。きめ細やかな対応、子供たちをもっと笑わせたいという教育への強い思いのもと精力的な活動を行ってこられました。」と敬意と感謝を述べられました。
私も1期目から委員会など様々な場面でご指導をいただきました。
生前に賜りましたご厚誼に深く感謝申し上げるとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ホームページの「真誠クラブ」の欄に会派の会報をアップしました。
新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策などブログでも紹介しましたが、より詳しく載せていますのでご覧ください。
臨時議会が開催され、新型コロナウイルス感染症への対応をする緊急経済対策を盛り込んだ補正予算が全会一致で可決しました。
今回の補正予算は、国の補正予算成立に伴い家計への支援を目的に全市民に対して行われる特別定額給付金の支給や子育て世帯の生活支援をするため児童手当を受給する世帯に対して臨時で支給される特別給付金などに速やかに対応するためのものです。
各世帯に給付される特別定額給付金のオンライン申請はすでに5月7日から受付を開始しており、5月19日から振り込みが始まります。
多くの世帯が利用する郵送による申請は、5月21日から申請書の発送が行われ5月29日から振り込みが始まる予定です。
また今回は国の補正予算に伴う住民支援や新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのものでしたが、今月下旬には疲弊する地元経済への支援策など(約13億円)を審議する臨時議会が開かれる予定です。
新型コロナウイルスの収束が見通せない中、状況をしっかりと把握しスピード感をもって適宜対策を取っていくよう議会としても要望・提案していきたいともいます。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、来店客の減少や売上機会の減少などによる売上低迷や過剰在庫など厳しい経営状況にありながら、頑張っている出雲市のお店や事業所を応援する「フレフレいずも」-地元企業の販売応援サイトーが立ち上がりました。
・飲食店 ・食品 ・雑貨、衣料 ・その他 と4分類されています。
出雲市内4経済団体が開設し、出店者は掲載料無料になっています。
テイクアウト情報などいろいろな情報が掲載されていますので、ぜひ下記サイトをご覧いただきご利用ください。
今年もGWが始まりました。
ただ今年はこの期間中新型コロナウイルスの拡大防止等から政府より緊急事態宣言が全国に発出されています。
陽気も良くなり外にでて発散したい気持ちもあろうかと思いますが、今年はStay Homeで自分の身を守り、人にも感染させない行動をお願いいたします。
出雲市議会の自民協議会では、新型コロナウイルス対策特別部会を設置し、商工団体、医療関係などから意見聴取を行い支援策等を早急に取りまとめ執行部に要望していきます。
また市のWebサイト(ホームページ)には、最新の情報が更新されていますので、随時目を通してください。
出雲市でも感染者が報告されて以来、感染者や医療従事者などにSNS上など人権に配慮を欠いた情報が拡散されるなど人権侵害にあたる行動が行われているようですが、厳に慎み、正しい情報のもと冷静な行動をお願いします。
新型コロナウイルスの拡大防止のため、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態制限が東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県に対し国から発出されました。
この措置は、欧米で行われているロックダウン(都市封鎖)のように、公共交通機関の停止や罰則を伴って強制的に都市を封鎖することではありませんが、人と人との接触を避けたり、不要不急の外出を控えたり、「密閉、密集、密接」の3密の防止や衛生管理の徹底を行うなどの行動を誰もが自覚と責任をもって行うことが求められています。
「危機管理のさしすせそ」
・さ 最悪の事態を想定し
・し 慎重に
・す 素早く
・せ 誠意をもって
・そ 組織で行動する
いざという時、冷静に行動するためにも今から「危機管理のさしすせそ」のような備えも必要です。
島根県では、まだ感染者の報告がないため意識や行動に危機感が薄いと指摘されますが、現状を対岸の火事とするのではなく、同じ意識で行動するようお願いしたいと思います。
いつ終息するかの現時点ではわかりません。
長期戦を覚悟しなければなりませんが、一人一人が社会が一丸となってこの国難を乗り越えていけるよう力を合わせましょう
出雲市議会の3月議会が閉会しました。
今議会に上程された令和2年度当初予算など予算案21件、条例案20件などはすべて可決しました。
またこの度の議会は、新型コロナウイルスの拡大に伴う対策につねに注意を払った議会となりました。
出雲市でも感染症対策本部の設置し小中学校の臨時休校対応、スポーツ・イベント等の中止判断などを行っています。出雲市議会でも災害対策会議を開き議会や議員の対応について協議しました。
また経済界からもすでに市内観光業や飲食業に深刻な影響が出ていることから緊急対策を求める要望がありました。
現段階では島根県での発生はありませんが、感染拡大に向けた不断の取り組みをしていかねばなりません。
休会中も引き続き注意深く観察するとともに、不測の事態に速やかな対応ができるよう議会としても執行部と連携を密にとっていきたいと思います。
先週無観客試合で行う方針を示された春の選抜高校野球大会が新型コロナウイルスの拡大感染を受け、史上初めて中止になりました。
春夏通じて初出場を決めていた平田高校(出雲市)にとってとても残念な知らせになりました。
植田監督は選手に普段当たり前に過ごしていることの大切さを伝え「夏の大会に向けて頑張っていこう」と話しました。
保科主将は応援した地域の皆さんに感謝を伝えるとともに「気持ちを切り替え、甲子園で校歌を歌うという目標を達成させたい」と夏の大会への意気込みを語りました。
今この状況での中止の判断は致し方ないものかと思いますが、この状況が終息した際には選手たちに甲子園の土を踏めるような配慮をお願いしたいと思います。
残念な結果になりましたが、第92回選抜大会の甲子園出場校に選ばれた誇りを胸にさらに夏の大会に向け大きく飛躍してもらいたいと思います!
一般質問2日目は7人の議員が質問に立ちました。
真誠クラブからは、寺本淳一議員がふるさと納税について、移住するきっかけづくりとして空き家を活用した宿泊サービスなどを返礼品することなどを提案しました。
執行部からは、モノからコト(体験など)への返礼方法も検討していくと答弁しました。
福代秀洋議員は、自治会の果たしている役割や自治会に対する施策について質しました。
自治会などは、地域の防犯防災、交通安全、行政連絡機能など安心安全な生活を送るために重要な組織です。地域での活動状況も違い自治会を維持すべき加入率のライン引きは難しいが、従来と違う指数でのとらえ方が考えられるかもしれないと答弁しました。
児玉俊雄議員は、コミュニティセンターの人材確保について質しました。
現在の職員雇用は、地域の自主性などをいかすためコミュニティセンター運営協議会が雇用しているが、人材確保が難しいなか市職員として採用することの検討、センター長だけでも市長の任命制にすることを提案しました。
出雲市議会の一般質問が行われ14人の議員が質問に立ちました。
私は初日7人のトップバッターとして、「出雲市の社会教育」について質問を行いました。
【質問】
・出雲市は昨年3月に「出雲市社会教育計画」を策定し、出雲市の社会教育を推進するための方針を定めましたがその目的と計画内容について
・出雲市は全国に先駆け平成13年度から社会教育・生涯学習部門を市長部局に事務移管する補助執行を行っていますが、その評価と課題について
・今後の社会教育推進の柱となる「学校教育を核とした地域づくり」「地域とともにある学校づくり」について
【答弁】
・地域の人材育成や次代を担う後継者づくりなどを行うため、9つに体系整理をし、各種事業の評価を行うとともに事業改善を行いながら社会教育を推進していきます。
・補助執行の成果は大きく、現時点で大きな問題はないが、学校と地域の連携の必要性が高まっており、青少年教育がさらに効果的に進むよう、市長部局と教育委員会で部分的に検討をしています。
・今後は、子どもたちの豊かな学びを支えるために、学校と地域の調整を図る地域学校協働活動推進員を配置し、地域と学校の協働活動をさらに充実させていきます。
今後学校教育と社会教育の連携・協働はとても重要です。
特に学校の統合が進んでいくなかで、地域に愛着と誇りを持てるふるさと教育などは重要だと考えています。
また補助執行についても、有効に機能していますが、社会の変化の激しい中で、市長部局との体制整備の見直しも必要と考えています。
新型コロナウイルスが猛威をふるい、連日感染者の拡大や死者の報告がなされています。
国では2月25日にこの感染症対策の基本方針を発表しました。
また2月27日には政府より、新型コロナウイルスの拡大を防ぐため全国の小中学校、高校、特別支援学校3月2日から春休みまで臨時休校とするよう要請しました。
出雲市では、翌28日県内の新型コロナウイルスの感染状況、そして学校現場における影響等を鑑みて、「当面通常通りの学校運営を行う」方針を出しました。
学校運営上の配慮事項として
・学習の遅れが生じないような必要な措置を講じること
・多くの児童生徒が集まるような活動等は控えること
・部活動については、大会等の参加は控えること
上記の対応方針ですが、市内で感染者が発生した場合には臨時休校になる可能性は高いと考えられます。
また臨時休校時の受け皿となる放課後児童クラブの体制については、各クラブの意見を聴取した上で対応を決定する方針です。
この点については、速やかな対応ができるよう要請しました。
日々刻々と情勢が変わってきていますが、「自分は大丈夫だ」などと安易な行動を慎み、市民一人一人が万全の予防対策や衛生管理に努めましょう。
おめでとう!甲子園初出場
3月19日に開幕する第92回選抜高校野球大会(センバツ)に母校である平田高校が21世紀枠で出場することが決まりました。
春夏の大会を通じての初出場であり、地元では待ちに待ったこの吉報に喜びの声が次々と上がりました。
平田高校は、これまで夏大会の決勝で敗れたり、センバツでは2度チャンスを逃したりとあと一歩のところで苦杯を喫してきただけに、まさに三度目の正直で今回出場をつかみ取りました。
平田高野球部を率いる植田悟監督は、2016年監督を務めた出雲高校を夏の甲子園に初出場させています。
そして植田監督にとっては自身が平田高校野球部のOBということで、喜びも思いもまた違ったものではなかったでしょうか。
今回平田高校は地域への貢献や野球の普及に積極的な点が評価されたとのことですが、野球部のみならず平田高校も地域を担う人材として大きく地域に貢献しており、地元でもこれからセンバツ大会まで大いに応援し支援の輪を大きく広げていきたいと思います。
夢を叶えてくれた監督、選手はもとより、これまで支えてきたOB、学校、地域の方々に感謝したいと思います。
甲子園での活躍を応援しましょう!
令和最初の出雲市成人式が開催され、新成人1875人の門出を祝いました。
式典では長岡市長が「新成人になられた皆さんは、これからは社会に対して責任を負うとともに、自分だけでなく地域や周囲のことを考え、自ら行動する積極的な大人になってもらいたい。感謝の気持ちを忘れず、洋々たる前途に向かって前進してください」とお祝いの言葉を送り、恒例となった「がんばろうコール」を会場全員で行いました。
新成人を代表してスピーチを行った井上日南子さんは「現在短大に通いながら、出雲の女子サッカーチームディオッサ出雲の専属カメラマンとしてボランティアをしています。選手の活動を県内外にPRでき、とても充実しています。今この経験からサッカーの指導者や審判のライセンスを取得し子供たちに教えています。これからもスポーツを通じて地域や子どもたちにかかわっていきたい」と抱負を述べました。
また小田啓太さんは「現在島根大学医学部で学んでいます。子どものころ病気にかかることが多く、私に寄り添ってくれる医師は憧れであり、そうなりたいと思いました。初の手術を経験し命を救う大変さと責任を感じ、より一層頑張らねばと思いました。これからは子どものころ私がもらった優しさを患者に与えられる医師になりたい」と決意を述べました。
新成人の未来がより一層輝くよう心からのエールを送りたいと思います!
令和2年の出雲市消防出初式は、出雲市消防本部約130名、出雲市消防団約1000名による分列行進や通常点検などが整然と行われました。
出初式に続いて行われた記念式典では、長岡市長が「昨年は昨年大きな自然災害はありませんでしたが、国内では台風による甚大な被害がありました。また火災では沖縄県の首里城の大火災が発生しました。被災者の方にお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに1日も早い復興・復旧を願っています。
出雲市も地域防災力を強化し、消防本部と連携を深め市民の生命財産を守ってもらいたい」と式辞を述べました。
河原基消防団長は「市民の生命、身体、財産を守り市民の安心安全な生活を支えるのが消防団の使命であります。けがや事故のないよう注意を払い使命に邁進してほしい」と訓示を述べました。
そして、功績のあった消防団員51名に市長表彰、84名に団長功績章、105名に団長精績章が送られました。
また、昨年の島根県消防操法大会ポンプ車の部で優勝した神門分団に特別表彰が送られました。
団員確保に苦慮される中で、献身的な活動を行ってもらっている消防団に感謝と敬意を表します。今年1年無火災、無災害を願っています。
例年干支にちなんだことわざをブログのタイトルにしていますが、子年(ねずみ年)の本年はことわざ・格言に思うようなものがありませんでしたが、今年の干支である「庚子(かのえ ね」は、新たな生命の兆しや繁栄の始まりであるとされています。
議会活動も10年を超え、また3期目の任期もあと1年余りとなった中で、新しい知見や情報を積極的に得ながら、柔軟な発想で山積する諸課題の解決に邁進していく決意を込めて、今年のタイトルを「庚子」としました。
SNSにもチャレンジし、多くの情報発信ができるよう努めたいと思います。
*「庚子」は、干支10種類の十干(じっかん)と12種類の十二支の組み合わせたものです。
十干「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」
十二支「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」
新年明けましておめでとうございます。
皆様には家族お揃いで健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年がより良き年になりますよう心から祈念いたします。
さて、今年はいよいよオリンピック・パラリンピックが開催される年となりました。
日本選手団の躍進・活躍が、日本に明るい光を注ぎ、輝く未来の訪れを期待する大会になるよう願っています。
そして「おもてなし」に代表される日本の良さを海外に発信していく大会になってほしいと思います。
また世界に目を向けると、年末年始から不穏な空気が漂い始めました。
特に米国とイランの緊張状態は、最悪戦争までのシナリオが現実味を帯びてくるような危険な状況になりつつあります。戦争に至らずとも経済への影響は必至で、昨年の米中経済摩擦による経済の減速に加え、日本経済に大きな打撃となる年明けです。
米国というよりトランプ政権の冷静なかじ取り・対応を願ってやみません。
また出雲市では、今月24日に発表される春の高校野球甲子園大会(センバツ)へ中国地区の21世紀枠代表の平田高校の甲子園初出場に大きな期待を寄せています。
大きなお年玉がくるよう楽しみに待ちたいと思います。
令和という新しい時代、AI、IOTなどの技術革新が進み、とても速いスピードで社会が変わろうとしています。
一方人口減少社会による諸課題、新たなニーズが生まれています。
議員の任期が1年余りとなった中で、時代の流れをとらえながら、今一度原点に返り市政発展のため全力で努めてまいります。
本年も変わらぬご支援、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。